オンラインスクールで起業を成功させるには?作り方や始め方など徹底解説!
近年ではリモートワークの普及に伴い、オンラインスクールをビジネスとして起業する人も増えています。しかし、オンラインスクールで起業をする際の手順や注意点がわからないという人もいるのではないでしょうか。
本記事では、オンラインスクールを起業するための流れやメリットについて詳しく解説します。オンラインスクールの種類や集客方法なども解説しているので、参考にしてください。
目次
オンラインスクールとは?
オンラインスクールとは、講師とオンライン接続を通じて授業を受けられるサービスのことです。具体的には、パソコンやタブレット、Web会議ツールなどを活用して実施されます。
オンラインで授業を実施できる性質上、場所や時間に関する制約が少なく、提供者・利用者ともに自由度が高いことが特徴です。
オンラインスクール(レッスン)は儲かるの?
オンラインスクールを始めたからといって、必ず儲かるとは限りません。オンラインスクールで儲かるためには、継続的に多くの受講者を集める必要があるからです。
そのため、受講者を集められるような進め方・内容を目指しましょう。例えば、集客に繋がりそうな戦略を考えたり、内容を充実させて魅力的な講座にしたりするなどです。
オンラインスクールが注目を集めている理由
オンラインスクールが注目を集めている背景には、リモートワークの認知や需要の拡大があります。リモートワークが全国的に広がっていくなかで、その利便性やメリットを知る人が多くなりました。
その結果として、自宅にいながら手軽に学べるオンライン学習プラットフォームも注目を集めています。また、国内のみならず海外でも主流になりつつあるなど、世界的にも注目されています。
オンラインスクールを起業するメリット
オンラインスクールの起業には、さまざまなメリットがあります。具体的なメリットとそれぞれの詳細は、以下のとおりです。
コストを抑えて起業できる
コストを抑えて起業できることが、オンラインスクールのメリットです。オンラインスクールの性質上、授業や連絡がWeb上で完結するため、自宅で講座を開催できます。
そのため、講座を開催するために教室などを借りる必要がなく、場所代の節約が可能です。
場所を問わず参加してもらえる
オンラインスクールは、各自がパソコンやタブレットなどを通じて参加できるため、場所に関する制約が少ないことも特徴です。
通学タイプのレッスンでは、物理的な距離がネックになって参加が難しいというケースも珍しくありません。しかし、オンラインなら全国どこに居てもレッスンに参加してもらえるため、集客がしやすいといえます。
レッスン時間を自由に決められる
レッスン時間に関する自由度が高いことも、オンラインスクールのメリットの1つです。通学タイプでは、深夜や早朝といった特殊な時間帯でのレッスンは難しい場合が多くあります。
しかし、オンラインレッスンでは時間に関する制約が少ない傾向にあります。そのため、講師と受講者の間で予定を調整できれば、柔軟にスケジュールを組むことが可能です。
オンラインスクールを起業するデメリット
オンラインスクールは、オンラインであることで多くのメリットがありますが、コミュニケーションがうまくいかないといったデメリットもあります。
例えば、受講者と対面でコミュニケーションを取れないことによる、温度感やモチベーションの分かりにくさなどです。また、複数の受講者を相手にする場合は個別にフォローすることが難しく、対応に追われてしまうケースがあります。
オンラインスクールを起業する流れ
オンラインスクールを起業する流れについて解説します。以下では、具体的なポイントについて詳細に解説します。
1.起業する目的やターゲットを決める
オンラインスクールを起業する際は、まず初めに起業する目的やターゲットなどを決めましょう。目的やターゲットが明確であれば、適切なアプローチがしやすくなります。
また、目的やターゲットを定めておくことで、スクール内のルールも作りやすくなり、結果的にトラブル防止にも繋がります。
2.機材などの準備を始める
オンラインスクールを起業する目的や、ターゲットとする層などが決まったら、各種機材や環境の準備を進めます。オンライン上でレッスンをするのに最低限必要な、以下の機材・環境を用意しておきましょう。
・専用のアプリケーション
・マイクやカメラを搭載したパソコン・スマートフォン
・インターネット接続できる環境
その他にも、実施するオンラインスクールの内容に合わせて必要なものを準備します。
3.税務署に開業届を出す
個人事業主の事業としてオンラインスクールを始める場合は、公的な手続きが必要です。
具体的に必要な手続きは、開業届を作成して税務署に提出することです。なお、開業した日から1か月以内が提出期限となるため、忘れないように注意しましょう。
4.講師を探す
自分が講師として活動しなかったり、複数の講師による運営体制にする場合は、講師を探さなければなりません。
なお、オンラインでのレッスンは、従来の対面形式よりもコミュニケーションが難しい傾向にあります。そのため、適切な授業や指導を実施するために、経験豊富な講師を採用することがおすすめです。
5.受講者を募り、運営を開始する
オンラインスクールを始める準備が整ったら、運営を開始しましょう。受講者を募る際は、WebやSNSなどを活用することがおすすめです。また、ホームページを開設した際は、SEO対策をして検索エンジンで上位表示を狙うと、顧客の獲得に繋がる可能性があります。
オンラインスクールを開始するまでの流れ
ここからは、実際にオンラインスクールを開始するまでの流れについて解説します。手順は大きく3つに分けられ、それぞれの詳細は以下のとおりです。
1.ツールをダウンロードする
オンラインスクールとしてレッスンを実施する際は、オンライン会議ツールを用いることが一般的です。そのため、まずは使用するオンライン会議ツールの選定やダウンロード、各種設定などを行います。
また、講師だけではなく受講者も同じツールを使ってもらう必要があります。使用するツールの種類や設定などの周知を怠らないようにしましょう。
2.予約システムからレッスンの予約をしてもらう
予約システムは、受講者と個別に連絡を取ったり、予約の管理をするのに必要です。運営がスムーズに進めやすくなるため、導入しておきましょう。
導入したら、あらかじめ予約システムにレッスンの内容や実施時間などを登録しておき、受講者が予約できる状態にしておくことも忘れないようにしてください。
3.レッスンの案内をして開始する
予約されたら受講者にレッスンの詳細を案内します。具体的には、レッスンで使用するツールのURLや、レッスンの内容などを共有します。
その後、予定していた日時になったら、実際にレッスンを始めましょう。なお、講師による都合でスケジュールを変更したい際は、できるだけ早く連絡することが大切です。
オンラインスクールの種類
オンラインスクールの種類は、主にリアルタイム型とオンデマンド型の2つです。リアルタイム型は、Zoomなどのツールを活用して、リアルタイムで授業を配信する形式を指します。
一方、オンデマンド型は、事前に録画した授業をオンライン講座として用意して、受講者が自分のタイミングで視聴する形式です。
オンラインスクールの集客方法
オンラインスクールの運営において、継続的な集客は重要な要素の1つです。そのため、一時的ではなく長く続けられる方法を選びましょう。
SNS(Twitter・Instagram・TikTokなど)
Twitter・Instagram・TikTokなどのSNSは、オンラインスクールの集客方法として活用しやすい方法です。
オンラインスクールに限らず多くの企業が利用している方法でもあり、やり方やノウハウなども得やすいことがメリットとして挙げられます。また、幅広いターゲットに訴求できるので、受講者を集めやすいことも特徴です。
ホームページ
ホームページを作ることも、オンラインスクールの集客方法の1つです。ホームページは、スクールの目的や実績などが、すぐに分かるようなデザインにすると効果的です。
また、SEO対策を施しておくと、検索上位に表示されやすくなります。上位表示ができればユーザーの流入数が増えて、集客効果の上昇が狙えるためおすすめです。
広告
一定の費用はかかりますが、SNSやWebなどに広告を出すことも、オンラインスクールの集客方法として挙げられます。
また、Web広告の場合は、バナーを自分で作成するのもおすすめです。最近では、アプリからテンプレートを選択することで簡単にバナーを作成できるため、費用の節約になります。
まとめ
今回は、オンラインスクールの概要や注目を集めている理由、オンラインスクールを起業するメリット・デメリットや集客方法などについて解説しました。オンラインスクールを起業する際は、専用のプラットフォームを使うと始めやすく、継続もしやすいです。
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