無料でオンラインサロンを開設できるツールを紹介!特徴やメリット・デメリットも解説
オンラインサロンを開設するにはさまざまな方法があり、無料ツールを使って開設することも可能です。イニシャルコストに加えて、ランニングコストもかからないため、費用を気にせずにオンラインサロンを開設・運営できます。この記事では、無料でオンラインサロンを開設する方法を紹介します。それぞれのツールのメリット・デメリットなども解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
オンラインサロンとは
オンラインサロンとは、月額料金制で参加できるオンライン上のコミュニティの1つです。オーナーはオンラインサロンを通して、自分のもつスキルをシェアしたり、共通のテーマをもつ人を集めたりします。好きなタレントやアーティストを応援するサロンも人気です。オンラインサロンを開設するには、専用のプラットフォームを利用するほか、無料で利用できるツールもあります。
オンラインサロンを開設するためのツール
オンラインサロンを開設するには、SNSなど無料で利用できるものと、専用の有料プラットフォームを利用する方法があります。ここでは、無料ツールと有料ツールについて、それぞれの違いを解説します。
無料ツール
オンラインサロンの無料ツールとは、無料で利用できるSNSやチャットツールのことです。たとえば、FacebookやLINE、Slack、Instagram、X(旧Twitter)などがあり、基本的に無料で利用できます。一部の機能は有料になることもあります。
SNSやチャットツールを利用してサロンを開設・運営すれば、イニシャルコストやランニングコストがかかりません。結果として、収益を得やすくなります。
有料ツール
オンラインサロン専用のプラットフォームは、「オンラインサロンプラットフォーム」と呼ばれています。オンラインサロンプラットフォームは、サービス提供を提供するための土台となる環境です。イニシャルコストは不要となるケースが多いですが、売り上げに対する手数料は支払わなければなりません。オンラインサロンの開設や運営に必要な機能が揃っているため、初心者でも気軽に始められます。
無料でオンラインサロンを開設できるツール1. Facebook
無料でオンラインサロンが開設できるツールとして、Facebookがあります。ここでは、その特徴やサロンの開設方法などを紹介します。
Facebookの特徴
多くのSNSは、ニックネームで利用できますが、Facebookは実名でアカウントを登録することが特徴です。世界的にユーザー数が多く、幅広い年代層の人が利用しています。実名以外にも年齢や性別、居住地などの情報がストックされていることも特徴です。グループ機能を利用すれば、テーマを絞ったグループも作成できて、同じ趣味嗜好の人を集められます。
Facebookでオンラインサロンを開設する方法
Facebookでオンラインサロンを開設する方法は次のようになります。
- Facebookでアカウントを作成
- プロフィールを作成(ユーザーに自分を紹介する内容がよい)
- Facebookグループ機能を使ってグループを作成
- グループのプライバシー設定を選択
- カバー画像を設定し説明を入力
プライバシー設定では、公開・非公開を設定できるため、限定的にしたい場合は非公開を選択しましょう。
Facebookでオンラインサロンを開設するメリット
Facebookでオンラインサロンを開設し運営するメリットは、オンラインサロンの機能が充実していることです。イベント機能やライブ配信機能、アルバム機能などがあります。また、実名登録なので、トラブルが起こりにくいことも大きなメリットです。
Facebookでオンラインサロンを開設するデメリット
Facebookには決済機能がないため、PayPalや銀行振込、オンラインサロン専用決済システムなどを利用しなければなりません。また、比較的若い世代が少ないこともデメリットです。実名制に抵抗を感じる人は参加しにくいこともデメリットといえます。
Facebookでオンラインサロンを運営するコツ
Facebookでオンラインサロンを成功させるためには、集客が大事です。Facebookの投稿でシェアしながら、他のSNSを併用すれば、コストをかけずに効果的な集客が期待できます。ユーザーが離脱しないように、セミナーやイベントなどのコンテンツも充実させましょう。
web画面の出典:「Facebook」, 取得日:2024/03/07
リンク:https://about.meta.com/ja/technologies/facebook-app/
無料でオンラインサロンを開設できるツール2. LINE
無料オンラインサロンの開設や運用では、LINEを利用するオーナーも増えています。ここでは、LINEの特徴やサロンの開設方法などを紹介します。
LINEの特徴
LINEには、個人間のやり取りだけでなく、グループでもコミュニケーションが取れる機能が備わっていることが特徴です。SNSのなかでも国内の利用者が最も多く、オンラインサロンの開設・運用に必要な機能も備わっています。多くの人が使い慣れたツールなので、集客もしやすいでしょう。
LINEでオンラインサロンを開設する方法
LINEでオンラインサロンを開設する場合は、LINEのオープンチャットを利用します。LINEのオープンチャットには次のような特徴があります。
- 通常のLINEとは違うアイコンやニックネームが使える
- 誰にも知られることなくトークルームへの参加が可能
- テーマが充実しているため情報を入手しやすい
- 監視体制が整備されている
チャット機能以外にも、イベント機能や投票機能も利用できます。
LINEでオンラインサロンを開設するメリット
LINEは日常的に使われているSNSであるため、多くの利用者が迷わずに使えることが大きなメリットです。ニックネームでも登録できるため、実名登録に抵抗がある人でも利用しやすいでしょう。
LINEでオンラインサロンを開設するデメリット
オンラインサロンのオープンチャットは、普段利用するLINEと同じ画面に表示されるため、他のチャットに埋もれてしまいやすいことがデメリットです。また、営利目的での利用が原則として禁止されている点もデメリットといえます。
LINEでオンラインサロンを運営するコツ
LINEは日本人が最も多く利用しているSNSであるため、ルーム名や説明文などを工夫すれば一定の集客が期待できます。見つけてもらいやすいキーワードを含めることがコツです。ほかのSNSと併用すれば、さらに集客しやすくなるでしょう。
web画面の出典:「LINE」, 取得日:2024/03/07
リンク:https://line.me/ja/
無料でオンラインサロンを開設できるツール3. Slack
チャットツールでも無料オンラインサロンの開設や運用が可能です。Slackを利用するオーナーも増えているため、特徴や開設方法などを紹介します。
Slackの特徴
Slackは情報共有やファイル共有がしやすいチャットツールで、ビジネスで導入されているケースも少なくありません。オンラインサロンを開設するための機能も充実しており、テーマごとにチャンネルを分けられます。ダイレクトメッセージ機能を利用すれば、個別のコミュニケーションも可能です。有料プランと無料プランがあるため、自分に合うプランを選びましょう。
Slackでオンラインサロンを開設する方法
Slackでオンラインサロンを開設するためには、ワークスペースを利用します。具体的には次のような手順になります。
- ターゲットと内容を決定
- Slackのアカウントを開設
- ワークスペースとチャンネルを作成
- オンラインサロンのルールを決定
- テスト運営を開始
- 本格運営のために集客
- オンラインサロンをオープン
Slackでオンラインサロンを開設するメリット
Slackでは、1つのワークスペースに複数のチャンネルが作れるため、コンテンツ分けがしやすいことがメリットです。また、閲覧制限機能を利用すれば、参加者を限定できます。
Slackでオンラインサロンを開設するデメリット
Slackは高機能なツールであるため、使い慣れていない人には使いにくいと感じる可能性があることがデメリットになります。無料プランは1万件を超えると古い投稿が削除される点に注意が必要です。一方、有料プランは参加人数が多いほど料金が高くなります。
Slackでオンラインサロンを運営するコツ
集客のためにSNSやブログ、Webサイトなどを駆使して宣伝を続けるようにしましょう。また、Slackを知らない人や使い慣れていないユーザーに使い方やルールを周知することも大切です。
web画像の出典:「Slack」, 取得日:2024/03/07
リンク:https://slack.com/intl/ja-jp/
無料でオンラインサロンを開設できるツール4. Discord
プラットフォームでも無料でオンラインサロンを開設し、運用することが可能です。ここでは、Discordでの開設方法などを紹介します。
Discordの特徴
Discordは、もともとゲーマー向けのチャットサービスとして広まりました。ボイスチャットやテキストチャット、画面共有などコミュニティとしての使いやすさから、オンラインサロンのプラットフォームとして利用されています。拡張性が高く、チャンネルごとにコンテンツも分けられることが大きな特徴です。
Discordでオンラインサロンを開設する方法
Discordでオンラインサロンを開設するには、アプリをダウンロードしてサーバーを作成します。開設までの手順は次のとおりです。
- Discordのアカウントを作成
- プロフィールを設定
- サーバーを作成
- サーバー内にチャンネルを作成
- 会員を招待
アカウント作成には、メールアドレスやユーザー名が必要になります。
Discordでオンラインサロンを開設するメリット
Discordは、基本的な機能がすべて無料です。ボイスチャット機能があるため、サロンのユーザーとリアルタイムのコミュニケーションを取れます。また、複数のチャンネルを作れば、コンテンツごとの情報発信が可能です。
Discordでオンラインサロンを開設するデメリット
Discordの大きなデメリットは、文章や画像による一括検索ができないことです。そのため、過去の投稿を見つけることに労力を要します。また、認知度が低く、人によっては使いづらいと感じる可能性があるでしょう。
Discordでオンラインサロンを運営するコツ
Discordの利点であるチャンネルを利用すれば、目的ごとに使い分けしやすく、情報も整理しやすいでしょう。ただし、使い慣れないユーザーが多いため、使い方やルールの説明を丁寧にする必要があります。
web画像の出典:「Discord」, 取得日:2024/03/07
リンク:https://slack.com/intl/ja-jp/
まとめ
オンラインサロンを無料で立ち上げられるツールは複数あります。それぞれに特徴があるため、無料ツールの利用を検討する場合は、自分が開設するオンラインサロンに適したものを選びましょう。
無料ツールで共通する大きなデメリットとして、ユーザーの月額会費の回収があげられます。オンラインサロンの専用プラットフォームは有料ですが、月額会費を回収しやすいことが特徴です。メンバーペイなら手数料が業界最安水準でありながら、誰でも簡単にオンラインサロンを開設することができます。オンラインサロンの開設を検討している場合は、ぜひご利用ください。