オンラインサロンとは?運営を始める方法や手順、成功のポイントなどを解説!
オンラインサロンとは、オンラインを通じて運営される会員制コミュニティです。オンラインサロンを運営したいと考えているものの、どのように始めればよいのかわからないという人もいるでしょう。この記事では、オンラインサロンの概要や運営するメリット・デメリット、始め方などを解説します。オンラインサロンの運営を成功させるポイントも解説するので、参考にしてください
目次
オンラインサロンとは
オンラインサロンとは、オンライン上で運営されている会員制のコミュニティです。オンラインサロンは、基本的には会員しか閲覧できないクローズドなコミュニティとなっています。情報交換をするための場として活用したり、会員限定コンテンツを配信したりといった用途に利用されています。
また、専門的な知識を持った人が主催者となってメンバーにノウハウや情報を提供したり、メンバー同士でコミュニケーションを深めたりするケースもあるようです。
オンラインサロンの4つの種類
オンラインサロンは大きく分けて4つの種類があります。ここでは、それぞれの種類ごとに詳しく解説します。
レッスン型
レッスン型とは、その名のとおりメンバーに対して主催者がノウハウやスキルを提供する形です。たとえば、ビジネス分野に知見がある人やアートなどの芸術方面で活躍する人など、特定の分野で業績をおさめた人が自分の持つスキルを伝え、会員のスキルアップを目指します。
ファンクラブ型
ファンクラブ型とは、知名度のあるタレントやアーティストなどがサロンを主催する形です。主催者のファンが会員となり、メンバー限定で活動報告やライブ配信などをして、会員とコミュニケーションを図ります。
コミュニティ型
コミュニティ型とは、同じ目標や興味を持った人同士が集って、コミュニケーションを取る形です。スキルやノウハウを得るといった目的よりも、会員同士で意見交換や相談することが目的となっており会員同士の交流が重視されます。
プロジェクト型
プロジェクト型とは、サロンオーナーが特定のプロジェクトを実現するために、会員同士が協力してプロジェクトを進めていく形です。イメージとしては、クラウドファンディングが近いでしょう。オーナーと会員が一丸となってプロジェクト実現を目指します。
オンラインサロンが注目されている理由
なぜ、オンラインサロンへの注目が高まっているのでしょうか。ここでは、オンラインサロンが注目を集めている理由をそれぞれ解説します。
低価格で参加できる
オンラインサロンは月額料金を支払って会員となります。しかし、低価格に設定されているサロンも多くあるため、気軽に参加しやすい点が特徴です。サロンによっては月額料金以上の価値を得られる可能性もあり、注目を集めています。
クローズドな場で利用できる
オンラインサロンは基本的に会員以外閲覧できないクローズドな場です。そのため、同じような価値観や趣味、目的を持った人が集まりやすくなっています。オープンな場よりも自分の意見を言いやすく、安心して交流できる点に魅力を感じる人も多いようです。
気軽にコミュニティに参加できる
会社や学校以外のコミュニティに気軽に参加できる点も、多くの人が注目する理由の1つです。月額料金はかかりますが、自分と同じような価値観、趣味を持つ人が所属するコミュニティに属せるため、自分の居場所を作りやすくなっています。
役立つ情報や知識を得られる
オンラインサロンでは、最新の情報や知識を得られることも大きなメリットです。たとえば、ビジネス分野の最新情報やスキルアップのためのノウハウだけでなく、オープンな場では聞けないような裏話を聞ける場合もあります。
オンラインサロンの運営を始めるメリット
オンラインサロンの運営をしたいと考えている人もいるでしょう。オンラインサロンの運営ではどのようなメリットが得られるのかを解説します。
毎月一定の収入を得られる
オンラインサロンは月額料金制です。そのため、運営することで毎月一定の収入が得られる点は大きなメリットです。オンラインサロンの月額料金はサロンによって異なりますが、月額数百円から数千円程度が相場となっています。会員数が増えるほど収入も多くなるため、会員を集められれば、大きな収入につながる可能性もあります。
ビジネスチャンスにつながる
プロジェクト型のオンラインサロンを開設することで、自分のアイデアややりたいプロジェクトを形にできる可能性があります。また、コミュニティ型のオンラインサロンなら、メンバーとの情報交換をしながらアイデアを熟成させたり人脈を広げたりできるなど、やり方次第ではビジネスチャンスにつなげられる点も大きなメリットです。
商品やサービスの宣伝ができる
オンラインサロンを運営することで、ファンを増やすことにもつながります。オンラインサロンで、自身が販売する商品やサービスの宣伝をすれば売上アップにつながる可能性もあります。また、自身のビジネスや自社の理念、今後の展望などを会員に共有することで、ファンを増やすこともできるなどブランディングにも効果的です。
オンラインサロンを運営するうえでのデメリット
オンラインサロンを運営する際にはデメリットもあります。ここでは、オンラインサロンを運営するうえでのデメリットを解説します。
集客がうまくいかないケースがある
オンラインサロンを運営する場合、課題となるのが集客です。オンラインサロンを継続して運営するためには、会員をできるだけ多く集めなければいけません。会員が集まらなければ収入も得られませんし、会員同士のコミュニケーションも生まれにくいでしょう。集客するために、効果的な宣伝を打つなどの工夫が必要です。
魅力的なコンテンツを提供し続ける必要がある
会員に継続的にオンラインサロンに参加してもらうためには、魅力的なコンテンツを提供し続けなければいけません。同じようなコンテンツしかない、魅力的なコンテンツがないということでは会員に飽きられてしまいます。しかし、魅力的で質の高いコンテンツを作成するには、手間と時間がかかるでしょう。
トラブルが発生するリスクがある
オンラインサロン上でトラブルが起こるリスクもあります。オンラインサロンはクローズドな場であるため、主催者と会員間でトラブルになったり、会員同士でトラブルが発生したりといったリスクは高くなりがちです。また、クローズドな場では情報が漏れにくく、問題が深刻化する可能性もあるでしょう。
オンラインサロンを始めるには?
オンラインサロンを始めるには、専用プラットフォームを利用するか、独自にオンラインサロンを開設する必要があります。ここでは、各方法について詳しく解説します。
専用のプラットフォームを利用する
オンラインサロン専用のプラットフォームを活用する方法です。プラットフォームを活用することで一からサイトを作る必要がないため、簡単にオンラインサロンの運営を始められます。ただし、サービス利用料を支払わなければいけません。売上の一部がサービス提供元に差し引かれる形になるため、独自に開設するよりも収入は少なくなります。
独自にオンラインサロンを開設する
自分でサイトを立ち上げてオンラインサロンを運営する方法もあります。独自にオンラインサロンを開設することで、オリジナリティを出しやすくなり、他のオンラインサロンとの差別化が可能です。独自にサイトを立ち上げる場合には、決済機能のあるWebサイト作成サービスを利用することで会費の回収がしやすくなります。
オンラインサロンを始めるための手順
オンラインサロンを始める場合には、手順を把握しておきましょう。ここでは、オンラインサロンを始める際の流れを解説します。
テーマやコンセプト・運営方針を決める
まずは、オンラインサロンを運営する目的を明確にしましょう。そのうえで、サロンのテーマやコンセプトを決めます。オンラインサロンを運営する目的を明確にすることで、サロンの特徴や独自性を出しやすくなります。また、会費や運営上のルール、運営方針なども合わせて検討して決めておきましょう。
コンテンツの内容を決める
テーマやコンセプトを決めたら、コンテンツの内容について検討します。たとえば、動画やコラム記事、セミナーや勉強会など、提供できるコンテンツはさまざまです。ターゲットとなる参加者がどのようなコンテンツを求めているのかを把握したうえで、ニーズに沿ったコンテンツを作成する必要があります。
プラットフォームを選定する
オンラインサロンの専用プラットフォームを利用するか、もしくはオリジナルのプラットフォームを作るか決めましょう。オリジナルプラットフォームを作成する際には、集客用のサイトと会員向けのサイトを用意するとよいでしょう。サイトの基本的な情報を発信する集客用サイトを用意することで、入会を促しやすくなります。
集客をして運営を開始する
オンラインサロンでは集客が重要です。そのため、自身のサイトやSNSなどで宣伝するなどして集客をしましょう。オンラインサロンを始める前から宣伝をしておき、フォロワーを増やしておくとスムーズです。オンラインサロンの運営を始めたら、イベントや企画の案内をするなどして集客と宣伝を続けましょう。
オンラインサロンの運営に成功するためのポイント
オンラインサロンの運営を成功させるには、以下で解説する3つのポイントを意識しましょう。
質の高いコンテンツを提供する
まずは、質の高いコンテンツを提供し続けることが重要です。会員の離脱を防ぐためにも、魅力的で質の高いコンテンツを提供し続ける必要があります。会員のニーズに沿ったコンテンツを提供する、企画やイベントを開催するなどして離脱率を下げましょう。
メンバーとの信頼関係を築く
メンバーとの交流を積極的に行って、信頼関係を築くことも大切です。収益だけを目的にするのではなく、メンバーの話をよく聞く、問い合わせに丁寧に対応するなどして、信頼関係を築き良好な関係を維持することを意識しましょう。
継続的に集客をする
オンラインサロンでは継続的な集客が求められます。魅力的なコンテンツを提供し続けても、何らかの理由で退会者は出てしまいます。そのため、新規会員を獲得するためにSNSやサイトを使って宣伝するなど、継続的な集客をすることが大切です。
まとめ
オンラインサロンとは、オンライン上で運営されている会員制のコミュニティです。オンラインサロンを運営することで、毎月一定の収入が得られる、ビジネスチャンスにつながるといったメリットがあります。ただし、会員を維持するには質の高いコンテンツを提供することや集客が重要となるため、テーマやコンセプトにあったコンテンツ作りを心がけましょう。
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